香川県は子育て中の家庭をサポートする施設の充実を進めています。施設のスタッフを集めた初めての研修会を開きました。
香川県は定期的に子育ての相談支援を行い、保護者らが気軽に交流を図れる施設を「かがわ子育てステーション」と認定していて、現在は県内に207カ所あります。
高松市の県庁ホールにはそうした施設の運営スタッフ約50人が集まりました。
そして北海道大学大学院准教授で、札幌市で子育て拠点施設を運営する川田学さんから子育て支援施設をどのように充実させていくかのアドバイスを聞きました。
(子育て施設スタッフ [三豊市])
「最近は1年間の育休中にお母さんが赤ちゃんを連れて来るという感じに特化していて、課題は来にくい人にどうやって来てもらうかですね」
(子育て施設スタッフ [高松市])
「保護者が誰かに悩みを伝える場所がないのかな」
(札幌市で子育て支援施設を運営 [北海道大学大学院准教授]/川田学さん)
「子どもから離れられる方がいいのです、親は。1人の人間として素の自分になれるような時間を作るのが大事」