香川県オリジナルの野菜「食べて菜」の魅力を、農業を学ぶ高校生が園児に伝えました。
(記者リポート)
「こちらが『食べて菜」です。香川県発祥の『さぬきな』と、『小松菜』をかけ合わせた葉物野菜です」
香川県綾川町の昭和子ども園で年長の子どもたちを前に「食べて菜」のPRをしているのは近くの農業経営高校3年生です。
「食べて菜」は、2009年に誕生した香川県オリジナルの野菜です。
高校生は園児に小松菜と比べて苦みが少ないことやシャキシャキ感があることなどをクイズ形式で紹介しました。
その後、園児とグループに分かれて、プランターに土を入れ、「食べて菜」の種をすじまきにして、野菜を栽培することの魅力を伝えていました。
13日の給食には「食べて菜」が入ったサラダが提供されました。園児は、高校生と一緒に味わい、教わったばかりの魅力を実感したようでした。
(園児)
「おいしい!(Q.どんな味?)あまい味」
(高校生)
「きょう食べた『食べて菜』をもとに、お父さんお母さんにおいしかったと言ってもらって、親戚の人とかにも食べてもらいたい」