ロシアによる侵攻が続くウクライナの駐日大使が、岡山県の伊原木知事を表敬訪問しました。
岡山県庁を訪れたのはウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日特命全権大使です。
コルスンスキー大使は避難民の受け入れなどについて伊原木知事に感謝を伝えるとともに、今後の継続的な支援を要請しました。
岡山県で暮らすウクライナ避難民は現在、7世帯9人で、県は県営住宅や携帯型翻訳機の無償での貸し出しなどの生活支援を行なっています。
(駐日ウクライナ特命全権大使/セルギー・コルスンスキーさん)
「非常にポジティブなご反応を知事からいただきました。大変、感謝しております。きのうも岡山県の企業の代表の方と非常に建設的で友好的な環境で面会を行いました。もうすでに具体的なプロジェクトの話が始まってますのでその実現を楽しみにしています」
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「ぜひ不足していると言われている救急車を、岡山県から1台お贈りしたい。県内の市町村にぜひ(救急車の)更新をするときには、ウクライナに寄付をしていただきたいということをこれからお願いしようと思っています」