香川県独立の父と呼ばれる中野武営を顕彰する銅像の原型が出来上がり、制作中の美術館でギャラリートークが行われました。
中野武営の銅像は、県文化功労者で彫刻家の池川直さんが三木町にあるアトリエで制作していて、原型が出来上がりました。
明治から大正にかけ政治家・実業家として活躍した中野武営を象徴するように、未来に向かって両手を前に広げた形になっています。
(彫刻家/池川直さん)
「思った通り順調にできました。どういう工程でこれが作られたかということを知ってもらいたいということできょう企画しました」
池川さんが銅像をつくっている時の思いや制作過程などを集まった人たちに説明しました。銅像はこの後、鋳造のため京都に運ばれるということです。
中野武営の銅像は高松城跡・玉藻公園西側に設置され、10月6日に除幕式が行われます。