スピードスケートで冬季オリンピックに3大会連続で出場した勅使川原郁恵さんが、岡山市の義務教育学校の生徒と交流しました。
ショートトラックスピードスケートの元選手、勅使川原郁恵さんが訪れたのは岡山市の義務教育学校、山南学園です。
日本オリンピック委員会がオリンピックの価値などを伝えようと主催したもので、勅使川原さんは中学2年生にあたる8年生の生徒たちにスポーツの楽しさについて話しました。
現役時代、長野、ソルトレークシティー、トリノと冬季オリンピックに3大会連続で出場した勅使川原さん。
授業で使ったのは、雑巾です。
(冬季五輪に3大会連続出場/勅使川原郁恵さん)
「この状態で回ります。ぐるぐるぐるぐる。ショートトラックスピードスケートのコーナリングとほぼ似ています」
生徒たちはスピードスケートでコーナーを曲がる時の姿勢を体験しました。
その後、チームに分かれ雑巾がけのリレーでタイムを競いました。常にコーナーを曲がることになるこのゲーム、勅使川原さんは、タイムを縮めるためにチームで工夫をすることが大切だと伝えていました。