妖怪を通して地球環境などについて考えてもらおうという企画展が岡山市で開かれています。
(記者リポート)
「物を大切にしてくれ~」
捨てられたビニール傘にサンダルを履いた、現代版・唐傘お化け。物を大切にするよう訴えています
岡山市北区のイオンモール岡山6階にある環境学習プラザ「アスエコ」で開かれている妖怪展です。
妖怪の叫びに耳を傾けながら地球環境や自分たちの暮らし方について考えてもらおうと開かれました。
(記者リポート)
「もっと水を大切にしてよ~」
頭の皿が乾くと生きていけない「かっぱ」は、容器に残ったわずかな水を掛けながら節水を訴えています。
地球温暖化で生きていけなくなり、冬眠に入ってしまった雪女は、電気の無駄遣いなどをやめるよう訴えています。
(環境学習プラザ「アスエコ」/山田哲弘 所長)
「『妖怪たちがずっとこの地球上で生きていくためにはどうしたらいいのか』それがおそらく私たち人間がこの地球上で生きていくために大切なことにつながってくると思うので、そういうことをぜひ感じ取っていただけたらうれしいなと思います」
妖怪を通して地球環境を考える企画展は7月28日まで開かれています。