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吉備中央町の浄水場水質問題 水を飲んだ町民ら約2400人に健康調査票を送付へ 岡山

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 岡山県吉備中央町の円城浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物が検出された問題です。町は20日、浄水場の水を飲んだ約2400人に健康調査票を送付することを明らかにしました。

 町の担当者や健康調査の分析を行う岡山大学の教授が20日、地元の自治会長らに説明しました。

 この問題は、2020年から2022年までの3年間、吉備中央町の円城浄水場から国の暫定目標値を大きく上回る有機フッ素化合物が検出されたものです。

 町は、健康への影響を調べるために、病歴や過去の健康診断の結果などを聞く調査票を作成しました。

 浄水場の水を飲んだ18歳以上の町民らには8月中に、18歳未満には順次送付するとしています。また、浄水場の水を飲んでいない町民にも調査票を送り、比較するということです。

 調査票では血液検査を希望するかも尋ね、18歳以上の希望者には早ければ10月ごろに検査を行います。18歳未満の希望者にもできるだけ早く行いたいとしています。

(調査の分析を担当/頼藤貴志 岡山大学教授)
「つらい思いをされたりとか、不安な気持ちがあると思うので、そういうものを少しでも解消できるような調査であればいいなと思っている」

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