ニュース

特集

競泳インハイの頂点へ 数々の岡山県記録を塗り替えた期待の高校1年生スイマー【青春のキセキ】

 岡山・香川の頑張る高校生を応援する青春のキセキです。今回は、13日から始まる競泳のインターハイで表彰台の期待がかかる高校1年生スイマーです。

(矢掛高校1年/平井良尚さん)
「水泳はダントツで負けたくない、年齢とか関係なく、全員に勝ちたいっていうのが1番」

 数々の岡山県記録を塗り替え初めて挑むインターハイ。見据えるは……

(矢掛高校1年/平井良尚さん)
「応援される、憧れられる選手になりたい」

 矢掛高校1年の平井良尚さん。

(オーバルスポーツコム総社/野田直裕コーチ)
「きのうのおなかが痛くて横たわってた姿映してもらわんといけまぁ」

 笑顔が印象的な2010年生まれの高校1年生です。

(矢掛高校1年/平井良尚さん)
「だいぶ今調子よく泳げているので練習もそうだし水泳も楽しい」

 平井さんが練習に励むのは実家のある岡山県矢掛町から車で30分ほどにある総社市のスイミングスクール。

 平井さんはここで土日の2部練習も含め週8回、距離にして1週間で2万5000kmほどを泳ぎ、実力を磨いています。

 4つある競泳の種目の中で平井さんが最も得意とするのが「平泳ぎ」。中でも200m平泳ぎの自己ベストは2分11秒71。

 これは大人も含めこの種目岡山県歴代最速。2025年のインターハイでも「2位」に相当する記録で、13日から始まる初挑戦のインターハイでも「優勝」を狙う世代屈指のスイマーです。

(オーバルスポーツコム総社/野田直裕コーチ)
「自分の泳ぎに集中したときは無限の力を発揮するタイプで、大舞台でも物おじせず泳ぎ切れるそういう心臓は持ってる」

(矢掛高校1年/平井良尚さん)
「最後の50mは誰にも負けないくらい速く泳げていると思う。インターハイではベストを出して優勝して日本で活躍できるような選手になりたい」

「(Q.インタビューとか慣れてきた?)いやまあ緊張はします」

 平井さんの強みは物おじしない精神力とレース後半からの追い上げ。

(矢掛高校1年/平井良尚さん)
「本当にもう0.何秒差で競ったりするので、最後の練習の1本ってなったときにどれだけ疲れてても自分をさらに追い込んで、全部使い果たす」

「僕本当にだいぶ負けず嫌いで、試合がうまくいかなかったら多分泣く、1位取って『おめでとう』って言われたら泣いてるみたいなことはある」

 そんな平井さんが水泳を始めたのは4歳のころでした。

(矢掛高校1年/平井良尚さん)
「(小1の時に)選手を育成するチームを目の当たりにして、かっこいいなと思ってからはまった。(当時の)コーチがめちゃくちゃ怖くてすごい毎日ほぼ泣いてた。でも水泳が楽しいから頑張って行ってましたね」

 小学1年生の時に憧れの選手コースに入るとその才能が開花。小学2年生で初めて出た大会では優勝。

 5年生で初めて出場した全国大会では3位になると、中学1年の県総体200m平泳ぎで優勝、県の学童記録や中学記録も次々と更新し続けてきました。

 しかし……

(矢掛高校1年/平井良尚さん)
「中学2年生ぐらいの時に1回伸び悩んだというか調子が悪くなって。本当にもうずっとダメだった。水泳が少しだけ嫌だなって」

 思うようなタイムが出ないと初めてぶつかった壁。調子は1年間上がらず、2連覇で迎えた中3夏の県総体ではまさかの敗退。

 最後の全中を前にどん底に落ちたのを救ったのが、コーチの支えでした。

(オーバルスポーツコム総社/野田直裕コーチ)
「落ち込むときは人一倍落ち込みますんで、それだけ競技に対して思いがあったり自分の泳ぎが納得いかなかったりというときは期するものがあるのかなと」

 平井さんを小学4年生の頃から指導してきた野田コーチ。落ち込む平井さんへフォームの見直しと自身の経験した「挫折」を伝えました。

(矢掛高校1年/平井良尚さん)
「コーチの昔の野球をしてた頃の話をしてもらって、それでコーチも大変な時期があったっていうのを聞いて、それで何か気分が楽になって……、うまくはまったというか掴めるようになった」

 恩師の言葉で乗り越えた壁。その後の全中では初入賞となる2位に入ると、2026年3月に出場した国際大会では5つのメダルを獲得と完全復活。

 全中で出した自己ベストをわずか半年で約4秒縮めるなど、新たに描いた成長曲線はさらなる高みも狙えるものにまでなりました。

(矢掛高校1年/平井良尚さん)
「日本の高校生で活躍するんじゃなくて日本の中で活躍できる選手になりたい。(大人では)こんな速い人たちがいるんだなって、もっと速くなって戦いたいなっていう楽しみの方が勝ってた」

 高校1年で挑むインターハイ。そして、その先へ……!

(矢掛高校1年/平井良尚さん)
「年齢とか関係ないと思っている。全員に勝ちたいっていうのが1番の気持ち。応援される憧れられる選手になりたい」

(2026年8月12日放送「News Park KSB」より)

KSB 報道
執筆:KSB報道
岡山・香川エリアを中心に日々ニュースを取材、発信しています。
KSBニュースのX(旧Twitter)アカウント

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース

ADVERTISEMENT