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「十分ではない」岡山操山高校の男子生徒が自殺した問題 遺族が再発防止修正案にさらなる修正を求める

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 2012年に岡山操山高校の男子生徒が自殺した問題です。1日、岡山県教育委員会が再発防止策の修正案を遺族に説明しましたが、「十分ではない」としてさらなる修正を求められたことが分かりました。

 この問題は、2012年7月に岡山操山高校の野球部のマネージャーだった当時2年生の男子生徒が、監督から厳しい叱責を受けた後に自殺したものです。

 岡山県教委は、2024年4月再発防止策の案を公表し、その後、遺族や有識者から意見を聞き修正案を取りまとめました。

 県教委によりますと、修正案では教員向けのハンドブックや教育動画に、操山高校で起きた事案の概要や子どもの人権についての記述が追加されました。

 1日、県教委が修正案について遺族に説明したところ、遺族から「男子生徒に恐怖や不安を与えた行為について書かれていない」「対策が十分ではない」などの指摘を受け、さらなる修正を求められたということです。

 県教委は「遺族の意見を踏まえ、早急に再度修正案を取りまとめたい」としています。

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