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性の多様性描いた絵本 香川県の高校生が制作 製本して小学校への配布を目指すクラファン開始

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 高松市を拠点に活動する性的マイノリティーの当事者団体「あしたプロジェクト」は、観音寺第一高校の生徒が制作した絵本「ぼくのいろ きみのいろ」を県内の小学校などに無償配布することを目指して、24日からクラウドファンディングを開始しました。

 「ぼくのいろ きみのいろ」は、「かわいいもの」や「ピンク色」が大好きな4歳の男の子が主人公。友達に「男の子らしくない」と言われ、心が壊れてしまいますが、本当の自分らしさをみつける物語です。

 あしたプロジェクトが観音寺一高で行った講演を通じて、幼少期から性に悩む子どもがいることを知った生徒5人が、2023年度に地域課題を解決する授業の一環で絵本を制作しました。

 クラウドファンディングは、絵本を製本・印刷して小学校140校などに無償配布することを目的に、9月24日から11月11日まで、目標110万円で実施します。

 あしたプロジェクトでは「絵本を授業などで活用してもらえるように呼び掛け、子どもだけでなく大人も一緒に多様な性のあり方を学べるようになり、理解や支援の輪が広まることを目指す」と支援を呼び掛けています。

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