香川県の小豆島で300年以上の歴史を持つ「農村歌舞伎」が29日に上演されました。
香川県小豆島町の「中山の舞台」には観客約600人が集まりました。
地域住民によって江戸時代から演じ継がれてきた「小豆島農村歌舞伎」は2024年、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
5人の盗賊の活躍を描いた演目では、地元の小学生13人が熱演し、観客からたくさんの「おひねり」が投げ込まれました。
「中山の舞台」は2024年3月に大規模な改修工事を終え、本格的な農村歌舞伎の奉納は5年ぶりです。
(観客は―)
「すごーい!」
「続けていく努力を大切にしてきたからこそ、こういう場があるというのがすごく心に伝わってくる」