冬に集まりにくいとされる輸血用の血液の確保に協力しようと、ソフトボールの強豪チームの選手が6日、献血を行いました。
2024年の全国大会で優勝した平林金属(本社・岡山市)の男子ソフトボール部は、地域貢献の一環として2019年から集団献血を行っています。
女子ソフトボール部の選手も合わせて28人が参加しました。
岡山県赤十字血液センターによりますと、2024年4月から12月までの献血者数は約3万8000人で、前年と比べて2600人ほど減っています。
冬はインフルエンザの流行や年末年始の休暇などで、血液が集まりにくいということです。
(平林金属ソフトボール部/小島聖矢 選手)
「自分は初めてで、(献血は)怖い印象もあったんですけど、実際にやってみたらそこまで痛みもないし、やりやすかったので、それを広めていけたら献血に協力してくれるのではないかと思う」
(平林金属ソフトボール部/桑原瑠加 選手)
「自分の身近な人に輸血を受けて生きている方がおられるので、そういうのを近くで見てきたからこそ、自分もいろんな人の力になりたいと思う」