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自己破産の「城山温泉」の回数券 坂出市の温浴施設で利用可能に 香川

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 香川県坂出市の老舗温泉旅館「国立公園城山温泉」が7日、高松地裁丸亀支部から破産手続きの開始決定を受けました。施設が閉館となったことを受け、同じ坂出市の温浴施設が城山温泉の回数券を持っている利用客に対し、割引サービスを始めました。

 坂出市西大浜北にある「癒しの里さらい」が、城山温泉の閉館を受け、同じ温浴施設のとして何かできることはないかと考え、救済処置として行うものです。

 2025年4月末まで、城山温泉の回数券1枚につき、さらいの入浴料(お風呂のみ)950円を500円で利用できるようにします。土日祝日も利用可能です。

 帝国データバンクによりますと、「国立公園城山温泉」はスーパー銭湯との競合激化や新型コロナの影響で経営が悪化し、事業の継続を断念しました。負債額は約3億円です。

 1月5日までは営業していて、利用者によると事前に閉館のアナウンスはなく、回数券を使い切れていない人も多くいたということです。

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