岡山県倉敷市のボートレース場で爆発物が仕掛けられたことを想定した訓練が行われました。
(担当者)
「こちらボートレース児島です、先ほど児島ボート施設内に爆発物を仕掛けたとの脅迫電話がありました」
警察官や施設の職員約150人が訓練に参加しました。
(訓練の様子)
「足元に注意してください、ゆっくり進んでください」
職員はレースを中止するまでの伝達方法や客を避難させる手順などを確認しました。
2017年にボートレースまるがめと鳴門で爆破予告による脅迫事件があったことを受けて、ボートレース児島では2018年からほぼ毎年、テロ対策訓練を行っています。
客を避難させた後、岡山県警の機動隊員が施設にあった爆発物をマジックハンドなどを使って処理しました。
(児島警察署/赤埴和正 副署長)
「人間は突発事案が起こると焦りが出るもの。(突発事案は)絶対に無いとは言えません、忘れたころにありますので、焦らずに落ち着いて一つ一つの行動をゆっくり確実にしていただくのが一番いいと思う」