適切な労働時間の実現など働く人にとって魅力的な環境作りについて考える会議が香川県庁で開かれました。
香川労働局を中心に香川県内の経済団体や労働組合などで構成する働き方改革推進会議です。働き方改革の実現に向けて経営者への働き掛けや消費者の理解促進などに取り組んでいます。
会議では、働き方改革の取り組みは順調に進む一方、中小企業や小規模事業者は厳しい状況が続いているため、引き続き支援に力を入れることなどを確認しました。
また取引先や消費者に原材料費などのコストの上昇分を価格に反映する「価格転嫁」への理解を促し、賃金の引き上げにつなげたいとしています。
(香川労働局/栗尾保和 局長)
「働き方改革や賃金引き上げを通じて企業、業界、地域の魅力を向上させ、働く人に選んでいただける企業、選んでいただける地域にしていきたい」