訓練の成果を発揮します。消防士が消火技術を競う大会が岡山市で開かれました。
2025年で10回目となる大会には、岡山市の5つの消防署から選抜された40人が参加しました。
木造2階建ての住宅で火事があった想定で、4人1組のチームが、1階に取り残された人の救助と消火が終わるまでの時間を競いました。
かかった時間だけでなく、自分たちを含め、けが人を出さないことや機材の使い方も審査のポイントです。
参加した消防士らは、互いに声を掛け合いながら素早く、安全に救助や消火活動にあたっていました。
(優勝 中消防署第2係/花田寛人 消防士長)
「訓練の序盤ではなかなかうまくいかないこともあり、隊員同士で話をしていく中で徐々に良くなっていき、訓練の成果が発揮できたと思います。市民の方々を守れるように、安全、確実、迅速に取り組んでいきたい」
岡山市消防局管内では、2025年に入って20日までに16件の火事が起き、1人が死亡しています。