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冬野菜の価格高騰続く中…香川県でブロッコリーの収穫進む 2月には価格下がる見込み

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 葉物を中心に冬野菜の価格の高騰が続いています。香川県では特産品のブロッコリーの収穫が進んでいて、2月には価格も下がってきそうです。

 2026年度から農林水産省が「指定野菜」に追加するブロッコリー。香川県は冬場の日照時間が長く、温暖なことから全域で栽培されていて、2023年度の作付面積は全国2位、収穫量は3位です。

 観音寺市の豊田敏計さんも約2haの畑で栽培していて、2024年10月初旬に苗を植え付けたものを収穫していています。

 香川県のブロッコリー農家では日付が変わる時間帯に収穫する「朝取り」が行われています。

(記者リポート)
「収穫したブロッコリーはこのように氷詰めで出荷することによって鮮度を保っています」

 他の冬野菜と同様、2024年の夏の暑さが長く続いたことや12月に入ってから低温が続いたことで、ブロッコリーも平年に比べて成長が大幅に遅れています。

(ブロッコリーを生産する/豊田敏計さん)
「ブロッコリーが嫌いな子どもはいない。本来 秋春ですと一晩で1cm程度成長するのが今は数mm程度しか成長しない。今から2月半ばあたりまでに徐々に気温が回復すれば平年並みの数量は見込める。もう少し量が安定するとある程度価格は下がってくる」

 今出荷されているものは、寒さのおかげて、ブロッコリーのドーム部分「花蕾(からい)」がぎゅっと引き締まり甘さも増しているということです。

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