補助金の縮小で値上がりしたガソリンの価格は、22日も高止まりとなっています。この価格はいつ下がるのでしょうか。
(松木梨菜リポート)
「レギュラーガソリン1Lあたりの通常価格が188円と、先週から高値の状態が続いています」
石油情報センターが22日に発表したレギュラーガソリン1L当たりの平均価格は、岡山県で182.2円、香川県で186.7円となり、ともに前の週と比べ4.6円高くなりました。
1月16日までに、政府が2022年から支給する補助金が段階的に10円程度縮小された影響を受け「高値」が続いています。
2024年11月の総務省の家計調査によると、2人以上の世帯で、1世帯あたりのガソリン購入量は月に約35L。1Lで5円の値上げとなると、単純計算で年間2100円の家計の負担が増えることになります。
(給油に訪れた人は―)
「しょうがないんじゃないの。まだもうちょっと上がると思うけどね」
「ここでカード会員になってるので少しでも割引のクーポン使ったりとかして、入れるようにはしているんですけど。でもこれ以上上がらないですよね、上がってほしくないんですけど」
こうした高値の状態はいつまで続きそうなのでしょうか。
(若宮産業/郡谷昭二 所長)
「めどがぜんぜんたっていない状態ですね。先週の値上げ以降(来店客は)少なくはなっていますね。値段が高くなっているので皆さんお出かけを控えているのかなと思います。トランプ大統領が就任されて今円安なんですけど、円高になってもらえれば多少は(価格が)変わるかなと期待はしております」
ガソリン高騰が続く中、使用量を「節約」する方法はあるのでしょうか。
JAFに聞いてみると―
(JAF岡山支部/建部拓さん)
「車の重さを軽くしていただければ燃費が良くなります。普段使わないものが乗っている場合は降ろしていただく」
ほかにも、冬場はオートエアコンボタンをオフにすることも節約につながるそうです。
(JAF岡山支部/建部拓さん)
「ACというボタンは除湿と冷房に関して使うものなんですね。切っていただくと少しは燃費が良くなると思います」