カーシェアリングサービスで借りた普通車を中古車販売サイトに掲載して、購入を申し込んだ岡山市の男性から現金300万円をだまし取ったとして、自称・名古屋市のアルバイトの男(27)と東京都新宿区のアルバイトの男(30)が逮捕されました。
警察によりますと、2人はカーシェアリングサービスを利用して借用した他人名義の普通車を中古車販売サイトに掲載し、2021年11月にこのサイトを閲覧して、電話で購入を申し込んできた岡山市の会社員の男性(57)に300万円で販売すると告げました。そして、埼玉県の駐車場で、購入を申し込んだ男性の代理人に、普通車と偽造した印鑑証明書などを交付し、現金300万円をだまし取った疑いです。
警察は2023年2月に被害を受けた男性から告訴状を受理し、二人の犯行を特定し逮捕しました。
警察の取り調べに対し、1人は「黙秘します」、もう1人は「私は鍵をなくしただけで、詐欺には関わっていない」と否認しています。
