美作市の萩原誠司市長が、スピード違反や野焼きで火事を起こしたことを理由に自らの給料を減額する条例案を市議会に提案し、全会一致で可決しました。
(美作市/萩原誠司 市長)
「これからも自分を律して市政に精進したいという気持ちは長く持ち続けないといけない」
萩原市長は14日の美作市議会に自らの給料を2カ月間、6割カットする条例案を提案しました。
市によりますと萩原市長は2024年9月、兵庫県の中国自動車道で自家用車を運転中に速度超過をしたとして、30日間の免許停止処分を受けました。さらに2024年10月には、自宅近くの畑で刈った草を焼いた際に火が燃え広がる事態となりました。
萩原市長は2024年10月の臨時議会にも給料カットの条例案を提出しましたが、市議から「刑事処分が確定していないため判断が難しい」として否決されました。今回は全会一致で可決されました。