四国霊場の遍路道を1万人以上が一斉に歩きながら安全点検するイベントが行われました。
2016年から四国遍路の世界遺産登録を目指すNPO法人が行っているイベントで香川県の池田知事らも参加しました。
(香川県/池田豊人 知事)
「同行二人で弘法大師さんと一緒に世界遺産登録を願いながら歩きたいと思います」
約1200kmの遍路道を105の区間に分けて歩きながら、道の安全性や道案内に不備がないかなどを確認します。
参加者が1万人を超えたのは今年が初めてです。
参加者は、第85番札所の八栗寺から第86番札所の志度寺までの約7kmを歩いて、寺までの距離を示した案内板を確認したり、お菓子の接待を受けていました。
(参加者は―)
「文化を守るために地元の皆さんでこういう取り組みをされるのはすごく大事だと思う」