四国電力の宮本喜弘社長は、政府による補助金の縮小で家庭向けの電気料金が3月の使用分から上がることを受けて「負担軽減策を検討したい」と述べました。
(四国電力/宮本喜弘 社長)
「お客様の負担軽減につながる施策としてどのようなものがあるか、どういうことができるかについて引き続き検討していきたい」
政府は、家庭向けの電気料金の負担軽減のため、現在、1kWhあたり2.5円を補助していますが、3月の使用分は1.3円に減ります。
これに伴い、四国電力の場合、標準的な家庭で料金が前の月より333円上がり、8197円になる見通しです。
宮本喜弘社長は28日の会見で「何らかの対応をしなければならない」と述べました。
また、フジテレビの問題を受けて岡山、香川、愛媛、高知の系列局で、テレビCMの放送を見合わせていることについては、「フジテレビ制作以外の番組では3月1日からCMを再開する」と述べました。