宇多津町が、個人情報が書かれた申請書を誤って別の町民に送付していたことが分かりました。福祉タクシーを利用する際に助成金を受けられるようにするための申請書で、3月19日に1502件を郵送。町によるとこの申請書は基本的には75歳以上の町民に送付されるということです。
27日午前9時半ごろ、誤って送付した町民が居住する老人ホームの職員からの電話により発覚したものです。この町民の申請書に加え、別の町民の住所、氏名、生年月日が記載された申請書が誤って送付されていました。発覚を受け、町の担当者が2人の町民に対し謝罪したということです。
町は、郵送中の申請書もあり、さらなる誤送付がないとは言えないとしていて、もし発覚した際は真摯に対応するとしています。今後は、申請書の封入封かん作業を複数人で行うなどして再発防止につとめるとしています。