高松市のことでん片原町駅の隣にあるスーパーマーケットがスーパーとして約60年の歴史に幕を閉じます。
31日に閉店するのは、ことでん片原町駅の隣にあるスーパー、「マルヨシセンター片原町店」です。
(篠原茉那リポート)
「きょうは最終日ということでお菓子など多くの商品が3割引きになっています」
1964年3月にことでんの関連会社が「コトデンスーパー」をオープン。
その後、「コトデンスーパー」の建物をマルヨシセンターが借り、2001年10月に、「マルヨシセンター片原町店」として営業を始めました。
片原町店は、電車を降りてすぐに店がある、立地の良さと、コンパクトで買い物しやすいところが魅力。お年寄りから、仕事帰りに訪れるサラリーマンなどから愛されていました。
しかし、建物の老朽化とことでんとの契約満了を受けて、31日午後7時で閉店となります。スーパーとしては約60年の歴史に幕を閉じます。
最終日の31日は通常の2倍ほどのお客さんが訪れ、閉店を惜しむ声であふれていました。
(訪れた人は―)
「さみしいです、もっともっといてほしいです」
「働く者にとってはすごくありがたかったかな」
「近くてありがたかったなという思いだけ。みなさんそうじゃないかな」
「夜、時間遅くに来ると割引があったので利用していました、夜の時間に。(今後は)食料品があれば助かるなと思いますけど」
(マルヨシセンター片原町店/梅谷芳範 店長)
「来ていただいて泣かれるお客さんもいるくらいこちらのお店を好きでいらっしゃる方がいっぱいいらっしゃるということが本当にありがたい」