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備前市のアメリカツアー事業費の返還求め住民監査請求 「不平等で違法だ」などと指摘 岡山

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 岡山県備前市が2024年8月、中高生を招待してアメリカ・メジャーリーグの試合を観戦するなどしたツアーについてです。「ツアーは不平等であり違法だ」などとして、事業費約1億1000万円を市に返還するよう吉村市長に求める住民監査請求が行われました。

 住民監査請求を行ったのは、備前市の市民や市議会議員の有志25人です。

 備前市は2024年8月市内の中高生を対象にアメリカ・ロサンゼルスで備前市出身の山本由伸投手が所属するドジャースの試合観戦や現地の歴史や文化などを学ぶツアーを実施しました。

 市民らはこのツアーについて市内の中高生約1200人のうち参加できたのはわずか200人に限られ、「不平等で違法だ」などと指摘。市が4月1日までに支出したツアーの事業費約1億1000万円を市に返還するよう吉村市長に求めています。

 この市民グループはこれまでにもツアーの中止や事業費の支払いの差し止めを求めて2度、住民監査請求を行っていますが、いずれも退けられています。

(市民グループの代表/桐山宗義さん)
「今までの2回はほとんど結論ありきのような審査だった。不法に支出された金額だから当然払ってくださいという結論を出してほしい」

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