ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナから避難してきた男性が総社市長を表敬訪問し、つらい胸の内を明かしました。
(ウクライナから避難/ナリージュヌイ・イーゴリさん)
「(Q.ウクライナの現状はどう思う?)いつも悪いし、いつも怖い。民間人や普通の人が多く死んでいる」
今月、総社市に避難してきたのはウクライナ・ドネツク州出身のナリージュヌイ・イーゴリさん(55)です。
ロシアによるウクライナ侵攻は2022年2月に始まり、これまでに双方の兵士ら合わせて12万人以上、ウクライナの民間人1万2000人以上が死亡したとみられています。
イーゴリさんは2024年1月に母親と姉とともにラトビアに避難し、2024年7月には単身で来日しました。2025年4月28日からは総社市に住み、働く場所を探すということです。
(ウクライナから避難/ナリージュヌイ・イーゴリさん)
「一般の方々が亡くなるのを減らしてほしい。助けてくれてありがとう」
総社市では避難民の受け入れを2022年から行っていて、受け入れはイーゴリさんで3人目です。