岡山大学病院が、母親と胎児の両方に対して特別な治療などをする集中治療室「MFICU」を新たに設置しました。
「MFICU」には切迫早産や合併症、出血や子宮の異常といった妊娠・出産にリスクを抱えている妊婦が入院します。
24時間リアルタイムで母体と胎児の心拍数などを測定し、必要に応じて、いち早く緊急帝王切開や早期分娩につなげます。
岡山大学病院は「MFICU」を6床設けました。6月1日に運用を開始します。
(岡山大学病院 総合周産期母子医療センター/増山 寿 センター長)
「お母さんも高齢化したり合併症を持つ妊婦が非常に多くなっている。産科の重症救急も増えてきている。そういったものに対応するという面で非常に役に立つ施設」