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岡山県 「百日せき」の患者報告数が過去最多に 乳児は重症化に注意 手洗い・咳エチケットなど感染対策を

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 岡山県は、県内の百日せきの患者報告数が過去最多になったと発表しました。

 2025年1月から5月14日までの感染者数は430人。まだ5月ながら、これまで最多だった2019年の428人を上回りました。

 症状は名前の通り、激しい咳が長く続くとされています。特に4月に入ってから患者が急増していて、報告の多くが5歳から14歳に集中しているということです。

 県は、手洗いや咳エチケットなど基本的な感染対策を呼び掛けるほか、重症化リスクのある乳児は特に注意してほしいとしていて、生後2カ月から接種可能なワクチンが有効だとしています。

 一方で、注意報が発令されているインフルエンザについては、県内の定点当たりの患者数が注意報解除基準(2週続けて1を下回る)を満たしたことから、「インフルエンザ注意報」を解除しました。

 県では、2024年11月に「インフルエンザ注意報」、翌12月に「インフルエンザ警報」を発令。2025年2月には「注意報」に切り替えて、注意喚起を図っていました。

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