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放課後児童クラブの就職相談会 待機児童年々増で受け皿拡大へ 岡山市

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 岡山市で、放課後児童クラブに入れない待機児童が年々増えています。受け皿を増やそうと岡山市が12日、スタッフの就職相談会を開きました。

 岡山市は年に数回、就職相談会を開いています。

(記者リポート)
「放課後児童クラブのスタッフは資格や経験が不要で、パートタイムの場合、早ければ7月中には働き始めることができるそうです」

 午前10時のスタート時には数人が訪れ、市の職員や現役のスタッフから仕事の内容や勤務時間などの説明を受けました。

(訪れた人は―)
「先生方の知識を教えてもらえたり、アドバイスしてもらえるから不安はないですよというお話だったのでとても安心しました。トライしてみたいと思います」

(放課後児童クラブで働くスタッフ)
「子どもたちと関わってみたいということが第一歩だと思うので、気負いせず、本当に楽しい場所だと思うので、まずは第一歩を踏み出してほしいな」

(岡山市 地域子育て支援課/寺岡洋平 課長補佐)
「共働き世帯が増えているのを背景に、放課後児童クラブの利用を希望している人が増えている」

 2024年までの5年間、岡山市の放課後児童クラブでは待機児童の数が増えています。2024年は5月1日時点で9904人を受け入れ、待機児童は236人でした。

 岡山市には現在、民間の運営などを合わせると107の放課後児童クラブがあります。それぞれの施設のスタッフの数は市の基準を満たしていますが、受け入れられる数を上回るニーズがあるということです。

 岡山市では施設を増やし、2027年度までに待機児童をゼロにするためには、さらに多くのスタッフが必要だとしています。

(岡山市 地域子育て支援課/寺岡洋平 課長補佐)
「今後もニーズの増加が予測されるので、受け皿を拡大しているところ」

 この相談会は18日にも岡山市東区役所で開かれます。

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