香川労働局は10日、県内ハローワークにおけるマッチング業務実績ついて発表しました。
職業安定所の紹介で求人と求職が結合した数を表す「充足数」は1253件で、前年同月より7.9%ダウンしました。就職件数は1264件で、前年同月より7.8%ダウンしました。
失業手当を受給している人が給付日数の3分の2以上を残して早期就職した割合は40.3%で、前年同月より3.2ポイントアップしました。
一方、香川労働局が5月30日に発表した香川県の4月の有効求人倍率は、全国4位の1.53倍(季節調整値)と、前月より0.02ポイント上昇しています。香川労働局では「求人が求職を上回って推移しており、緩やかに持ち直しているものの、物価上昇などが雇用に与える影響に留意する必要がある」としています。
香川労働局は、魅力ある雇用機会を確保し働き方改革を推進するよう、13日午後に商工会連合会など経済団体に要請を行うことにしています。