ハンセン病問題について知ってもらうためのパネル展が岡山県庁で始まりました。
6月22日の「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」に合わせて岡山県が開いたものです。
会場にはハンセン病の歴史や瀬戸内市の国立ハンセン病療養所、邑久光明園と長島愛生園での暮らしなどを知ることができるパネル21枚が展示されています。
現在も入所している男性が受けた差別などについて描いた漫画では、男性が船に乗ったとき、船長から「中に入ってはいかん」と言われたことが分かります。
このほか、2025年3月から県がインターネット上で公開している教員向けの啓発動画が上映されています。
このパネル展は、6月27日まで岡山県庁で開かれています。