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岡山市のバス路線再編 新設路線第1号「JR妹尾駅―北長瀬駅間」の運行がスタート

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 岡山市が進めているバス路線の再編で、新たに設置された路線の運行がスタートしました。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「第一弾ということでありまして、多くのこれから支線が動き出す」

 1日に運行が始まったバス路線はJR妹尾駅と北長瀬駅を結ぶ路線です。運賃は200円均一で1日20往復します。

 岡山市が進めるバス路線の再編計画では需要に応じて路線を幹線と支線に分けて整備しています。

(記者リポート)
「こちらは新しい路線の道路です。道が狭く、大型車が通るのが難しくなっています」

 再編計画のうち、道幅の狭い生活道路などを巡る「支線」では、岡山市が小型車両やバス停を用意します。公設民営方式が採用され、運行は民間が担います。

 1日に始まった妹尾駅と北長瀬駅の間は、八晃運輸が運行します。

 現在は循環バス「めぐりん」の車両を使用していますが、2025年度中に市の統一デザインに塗り替える予定です。

(利用した人は―)
「実家に行きやすくなったのですごくありがたい。今まで(バス路線が)妹尾駅に来ていなかったので北長瀬駅から岡山駅に出ないとこれなかったのでバスで1本で来れるのは助かる」
(妹尾駅の近くに住む人)
「これから車で移動するのが減ってくると思うので、非常にいいこと」

 バス路線の再編を巡っては2018年に市が当時9つのバス会社などと協議会を発足し議論を重ねてきました。そして2024年2月、複数の路線が重複する区間の運行形態の見直しや公設民営方式で17の支線を新設する市の再編案に全ての事業者が同意しました。

 市は2028年度までに路線の再編に取り組む計画で、総事業費は約30億円です。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「感無量であります。皆さま方のおかげでここまできた。より利便性を高めるために改良を加えたい」

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