厳しい暑さが続く中、岡山市で22日、浴衣を着た人たちが「打ち水」をして涼をとりました。
(打ち水する様子)
「涼しくなあれ!」
7月22日は二十四節気の1つ、大暑。1年で最も暑さが厳しいころとされています。
岡山市北区の岡山市役所前では、涼し気な浴衣姿の人たちが暑さへの伝統的な対処法の「打ち水」をしました。岡山市の着付け教室・むつみ京都きもの学院の取り組みです。
(岡山市の職員)
「最初は45.8℃だったのが、43.6℃になりました」
地面近くの気温を測ったところ、打ち水をする前に比べて2℃ほど下がっていました。
(むつみ京都きもの学院/吉井睦美 学院長)
「打った後の気持ちのさわやかさ、そして地球が涼しくなっているだろうと願ってやっている。ご家庭でもおけを出して打ってみようかなと思ってくださったらうれしい」