建設用クレーンを手掛けるタダノが志度工場(香川県さぬき市)の屋根に巨大な太陽光発電設備を追加で設置し、18日から稼働しました。
敷設面積は約1万5000㎡で、一般的な25mプール62個分の広さです。タダノによると香川県では最大規模で、年間約889tのCO2を削減する想定です。
最大出力は1593kW、初年度の総発電量は約197万kwhを見込んでいます。約440世帯(4人家族)の年間消費電力をまかなえる規模です。
工場稼働日には「自前で発電した電気」を自家消費し、タダノの国内全拠点を合わせたCO2排出量の3.8%を削減できる見込みです。土日祝など工場が稼働しない日は、電力会社を通して余剰電力を外部に提供します。
タダノは2030年までに事業活動によるCO2排出量を25%削減、製品によるCO2排出量を35%削減する目標(2019年度比)を掲げています。