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クレド岡山ビル 財産権を売却 「収益増の見込み立たず」NTT都市開発

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 岡山市北区中山下にあるオフィスと商業施設の複合ビル「NTTクレド岡山ビル」を運営するNTT都市開発は、今後の収益増の見込みが立たないとして、同ビルのテナント収入などを得ることができる財産権を、売却していたことが分かりました。

 NTTクレド岡山ビルは、NTTクレド(現在のNTT都市開発)が、1999年に開業しました。2015年に三井住友信託銀行が所有者となり、NTT都市開発と同グループの不動産投資法人の2社がテナント賃料を得られる財産権を持っていました。

 2社は、2025年3月、財産権の持ち分を、全て万世橋キャピタル(東京)に売却したということです。全体の譲渡額は明らかにしていませんが、不動産投資法人の売却額は33億6000万円です。

 同ビルは、地上21階地下2階で、現在は、アパレル関係のセレクトショップや飲食店、大型書店などが入居しています。

 ビルの運営・管理について当面は、NTT都市開発が続けるとしていますが、将来的には、万世橋キャピタルが選定した会社に業務を引き継ぐ予定です。

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