和菓子の材料で夏の風物詩などを表現した工芸菓子の展覧会が岡山市で開かれています。
夏の夜空を飾る、打ち上げ花火。色とりどりの花火がまるで本物のように立体的に表現されています。
和菓子を製造・販売する源吉兆庵が子どもたちに楽しんでもらおうと毎年、夏に開いている工芸菓子の展覧会です。
会場には砂糖や白あんなど和菓子の材料で作った作品約100点が展示されています。
暑い日に食べたくなる「そうめん」、子どもたちに人気の「流しそうめん」を再現した作品です。
(小学4年生)
「ネコ。(Q.ネコ何やってんだろう?)魚(キンギョ)食べようとしている」
(小学2年生)
「クワガタとカブトムシ、(Q.見てどう?)かっこいい」
また、2025年は4年に1度開かれる全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞した作品「花美麗鳥」が特別展示されています。
ボタンの花が咲き誇る中たたずむ、つがいのクジャク、構想から完成まで約1年を費やした大作です。
この展覧会は吉兆庵美術館で8月28日まで開かれています。