美術鑑賞をしたいけどどこを見たらいいのか、いまいちわからない……。そんな悩みに応えようと鑑賞のポイントを教わりながら作品を楽しめる企画展が岡山市で開かれています。
ずらりと並ぶ刀剣たち。しかし展示物の中で刃が上向きと下向きのものがあるのはなぜ?
正解は……。刃が上向きの展示は「刀」、下向きの展示は「太刀」。これは身に着け方の違いなどからこのような展示方法になっているということです。
林原美術館で開催中の「美術鑑賞の事始め―見方の味方―」は、ほんの少し知ることで美術品鑑賞をより楽しめるポイントを教えてくれる企画展です。
こちらの能面は、角度を変えて見てみると、いろいろな表情に……!
そのほかにも伝統の備前焼や絵巻の見方など今後も使える鑑賞ポイントを約50点の展示とともに楽しむことができます。
この企画展は9月7日まで開かれています。