前髪問題を解決します。自転車用のヘルメットをおしゃれに着用するコーディネートを提案しようと大学生がカタログを作成しました。
(ノートルダム清心女子大学/馬越美佳さん)
「ヘルメットはおしゃれの一部。決してダサいわけではない」
カタログを作ったのは岡山市にあるノートルダム清心女子大学の学生らです。2023年からJAF・日本自動車連盟と協力し、おしゃれと交通安全の両立に取り組んでいます。
2024年は第1弾として自転車用ヘルメットをかぶる際のヘアカタログを作成しました。しかしある課題が……。
(JAF岡山支部/吉岡英樹 事務所長)
「命よりも大事といわれる前髪問題」
(ノートルダム清心女子大学/馬越美佳さん)
「おでこにひっついているような感じでべたっとしてますね」
学生らは今回第2弾のカタログを作成し、ドライシャンプーを使って崩れた前髪を直す方法や、ヘアスプレーで崩れにくい前髪を作る方法を紹介しています。
またメーカーなどと連携してヘルメットの試作品を作り、学生服とあわせる際のコーディネートを提案しています
(ノートルダム清心女子大学/馬越美佳さん)
「『ヘルメットをかぶらなかったら学校行く気にならない』みたいな、服を着る感覚でヘルメットもふだんからかぶってもらえるようになれば
JAFはこのカタログを300部作成し、中高校生向けの講習会などで配りヘルメットの着用率を高めたいとしています。
(JAF岡山支部/吉岡英樹 事務所長)
「自転車乗車時のヘルメット着用というのが当たり前になって、着用率100%を目指したい」