物価の高騰が続く中、学生の生活を支援しようと香川県宇多津町の短期大学が16日、おにぎり食べ放題の100円ランチを提供しました。
香川短期大学が提供した「100円おにぎりランチ」です。ワンコインでおにぎりを何個でも食べられ、おかずとみそ汁も付くとあって多くの学生らが食堂に集まりました。
(香川短期大学の学生)
「お米って高いので100円で食べられるのはチャンスだと思ってきました」
物価高の影響を受けている学生の生活を支援しようと、香川県まんのう町の米農家が新米約60kgを寄贈して実現しました。
おにぎりに使われているお米は「姫ごのみ」という品種です。冷めてもおいしさが長持ちし、おにぎりに適しているそうです。
(記者リポート)
「こちらが新米、姫ごのみのおにぎりです。新米特有のつやと光、見た目からもおいしそうです。それではいただきます。モチモチとした食感がとても強いお米で、噛めば噛むほど甘みとうまみが広がってきます」
16日は寄贈された新米のうち約30kgを使って約450個のおにぎりを提供し、売り切れたということです。
(近くの専門学生)
「新米だからですかね、甘くておいしいです」
(香川短期大学/加野芳正 学長)
「(学生に)食事を楽しんでもらって、食べて元気を培って授業などを頑張ってくれたらいいかなと思っています」
香川短期大学は今後も「100円ランチ」を提供したいとしています。