岡山県高梁市の中学生が赤ちゃんと触れ合い、接することの大変さやかわいさを体験しました。
(記者リポート)
「生徒たちが赤ちゃんと交流しています。助産師さんたちから事前に教わった抱っこの仕方や遊び方を実践しているようです」
赤ちゃんや幼児と触れ合ったのは高梁市の成羽中学校の3年生です。
核家族化や少子化などで、赤ちゃんと接する機会が減っている中、高梁市では約10年前から市内の全ての中学校で「赤ちゃんふれあい体験」を行っています。
(参加した生徒は―)
「しゃべれないので、表情とか読み取らないといけないので、難しいけど楽しい」
「赤ちゃんはかわいいなと思った」
岡山県の伊原木知事も視察に訪れ、生徒の様子を見たり、自ら赤ちゃんを抱いたりしていました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「子育てしやすい『応援されてるんだな』『子育て幸せだな』と思える地域を作っていきたい、広げていきたい」
伊原木知事は、中学校の教員や地域の愛育委員と懇談し、「ふれあい体験」の効果について意見を聞きました。
教員や愛育委員は、「地域の行事などで生徒が幼い子どもたちに優しく接している様子が見られた」などと報告していました。