香川県は、高松市と丸亀市にある県立高等技術学校の施設整備や今後の在り方について有識者らの意見を聞きながら検討を進めています。
2025年5月に行われた1回目の委員会では、築60年が経過し校舎や実習棟などが老朽化した県立高等技術学校の「高松校」を建て替える方針が決まっています。
2回目の24日は、地域の企業や求職者などを対象に行ったアンケート結果をもとに、今後、高松校と丸亀校の2校で採用する資格を取得するためのカリキュラムなどを話し合いました。
(高等技術学校あり方検討委員会/山田 守 委員)
「施設老朽化に伴う施設の建て替えを議決されていますので、これを機会に役割分担と競合関係の解消を図っていただきたい」
また、少子化によって生徒数が少なくなる中で、民間の専門学校とどう共存するかなどについても意見を交わしました。
2026年1月ごろに行われる次の委員会では、2校の基本方針案が示されます。