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社会人が高校生に仕事の楽しさや厳しさを本音で語る 進路選択の参考に 高松市

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 高校生に将来の仕事を考える参考にしてもらおうと、高松市の高校で22日、生徒と社会人が仕事の楽しさや厳しさについて本音で対話しました。

 高松桜井高校に集まったのは香川県内の社会人58人です。社会でバリバリ働く人生の先輩を囲んだ生徒は、思い思いに進路に関する質問をしました。

(生徒)
「仕事をやり遂げる心構えについて教えてください」

(会社員[製造業])
「スラムダンクで言うじゃん『諦めたらここで終了だ』。常にその言葉が頭の中にあるから最後までやり切らないかん。くじけそうになる時もあるけど最後までやり切るっていうのがモットーとしてやってますね」

(会社員[運輸業])
「いろんな大人と話す機会も大事かもしれない、社会を知るという意味でね」

 この授業は「総合的な探究」の授業の一環として、2024年から、地元のNPO法人の協力で開催しています。生徒が地域で働く人たちの「生の声」を聞くことで、将来の進路選択の参考になり、不安の解消につなげてもらうのが狙いです。

(生徒は―)
「自分が知らないこととかを聞けてうれしかったことと、自分が経験していないこと長い間人生経験している分、自分の知らないことを知識として蓄えられてよかった」
「勉強をした方がいいのはもちろんなんですけど、他のこと、部活こととか人間関係とかも大切にしていいんだなって」

(高松桜井高校/三枝宗久 教頭)
「いろんな地元で頑張っている方の生の声を聞きながら、『できることたくさんあるな』とか、自分の将来につなげていってもらいたい」

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