息子などになりすまして、倉敷市の女性(85)から現金100万円をだまし取ろうとしたとして、自称・岡山市中区の会社員の男(30)が、詐欺未遂の疑いで25日現行犯逮捕されました。
警察によりますと、男は氏名不詳者らと共謀の上、息子などになりすまして女性から現金をだまし取ろうと考えました。共謀者が女性に「借金の利子の返済のために現金が必要」「利子を支払わないと警察沙汰になってしまう」などと嘘の電話をし、男が弁護士の代理人になりすまして、女性から現金100万円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。
この事件は、女性からの被害の申告を受けた警察が「だまされたふり作戦」を実行したことで、現金を受け取りに現れた男を現行犯逮捕。実際に現金を取られることはなく、未遂に終わったということです。