岡山と香川の注目グルメを紹介するほっとマルシェ。岡山から、長年愛される「老舗」。の名店をご紹介します。
多彩な中華料理が味わえる岡山市北区の廣珍軒。1925年に創業したのでちょうど100年の歴史を刻む中華料理店です。
今は4代目を継いだ杉野太郎さんが厨房で腕を振るいます。味わえる料理は約160品。八宝菜などおなじみの料理からフカヒレなど高級中華までバリエーション豊富です。
そんなお店で人気なのが、平日ランチのチャーシュー麺セット(990円)のご飯を半チャーハンにグレードアップ(+330円)したセットメニューです。
(廣珍軒 4代目/杉野太郎さん)
「お昼のセットとかでも、よく出る組み合わせになります。初代、僕のひーおじいさんになるんですけど、その時からあるようなラーメンになります」
醤油ベースの自家製タレに鶏ガラとカツオ節のスープ、アクセントのごま油は創業当時のまま。さらに、料理に対する姿勢も受け継いでいます。
(廣珍軒 4代目/杉野太郎さん)
「一つ一つの料理を雑にならずに丁寧に作っていくのが大事だと思っています」
特注の極細麺はスープがよく絡みのど越しも抜群。厚切りの自家製チャーシューが食欲を満たしてくれます。
また、パラパラご飯のチャーハンはうま味たっぷり。半チャーハンなのにボリュームも満点です。
そしてもう一品、4代目のおすすめが四川風の麻婆豆腐(1100円)です。
トウバンジャンやホアジャオのピリっとした辛さの中に、しっかりとしたうま味がたっぷり。クセになること間違いなしの本格的な麻婆豆腐です。
(廣珍軒 4代目/杉野太郎さん)
「古いもののいいところを取って、時代に合わせていろいろなものを取り入れて、自分なりの廣珍軒の料理を作って、また100年ずっと愛されるようなお店作りをしていきたいと思っています」
気軽な中華料理やフカヒレやアワビなどの豪華な料理など、老舗ならではの味を楽しんでみてはいかがですか。
(2025年10月24日放送「News Park KSB」より)