教師によるSNSグループが女子児童の盗撮画像を共有したとされる事件で備前市立小学校の教師が逮捕・送検されました。これを受け、備前市教育委員会は臨時の校長会を開きました。
臨時の校長会には備前市立の16の小・中・高校の学校長が出席しました。会の冒頭では小郷康弘教育長が校長に向けて話をしました。
(備前市/小郷康弘 教育長)
「教育への信頼を失墜させる者は教育現場へ身を置く資格はない。我が校から決して不祥事は出さないという覚悟を持って取り組みを進めてください」
この会は、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで備前市立小学校の教師の男(27)が逮捕・送検されたことを受け開かれました。
警察によりますと男は18歳未満の少女が着替えをする様子の動画データ1点を自宅で所持した疑いが持たれています。
校長会では、教育委員会が学校の緊急安全点検を11月中に行うことを、各学校の校長に説明しました。各校の教室や更衣室、トイレなどに不審なものがないか行政職員などを交えて確認するということです。
また、容疑者が勤務していた学校には市教委が少なくとも今週いっぱいはスクールカウンセラーを常駐させるほか、ほかの学校についても配置時間を拡充することなども説明しました。