小豆島酒造(香川・小豆島町)の純米酒「小豆島にオリーブの実がなるころ...」が、2025年10月8日から11日までカナダ・モントリオールで開催された北米最大級のワインコンクール「Selections Mondiales des Vins2025」の清酒部門で金賞を受賞しました。
「小豆島にオリーブの実がなるころ...」は、香川県産業技術センターと香川県酒造組合が共同開発した「さぬきオリーブ酵母 KO-18」を使用した純米酒原酒です。さわやかなパッションフルーツの香りと、とろみのある甘口の味わいが特徴です。
また純米酒「ホシガジョウノソラ」が、10月27日から29日までチリ・モンティチェロで開催された南米最大級のコンクール「Catad’Or World Wine Awards 2025」の清酒部門で金賞を受賞しました。
「ホシガジョウノソラ」は、さぬきオリーブ酵母 KO-7を使用して開発した純米酒です。熟したバナナや白ワインを思わせる香りとやさしい甘口が特徴です。
香川県産業政策課によりますと、さぬきオリーブ酵母を用いた清酒は、これまでスペインやフランスなどのコンクールでも高い評価を受けています。今回、北米と南米の権威ある大会で受賞したことで、香川県オリジナル清酒が世界的に認知される大きな一歩になったということです。