小豆島酒造(香川県小豆島町)が「さぬきオリーブ酵母」を使って醸造した「ホシガジョウノソラ」が、国際的な日本酒の品評会「Tokyo酒チャレンジ2025」で金賞を受賞しました。
「酒チャレンジ」は、日本酒の啓発活動に取り組んでいる酒ソムリエ協会(本部イギリス・ロンドン)が開いている品評会で、2025年3月に初めて東京で審査会が開催されました。
「ホシガジョウノソラ」は、小豆島酒造が「さぬきオリーブ酵母KO-7」と、香川県産の酒米「オオセト」を使って醸造した純米酒です。アルコール度数はやや低めの14度で、バナナや白ワインのような香りが特徴で、若者や女性も受け入れやすい純米酒です。
「KO-7」は、小豆島のオリーブの実から発見された「さぬきオリーブ酵母」のうち、甘い白ワインのような低アルコールの日本酒に仕上げるのに適しています。
「酒チャレンジ」では、「ホシガジョウノソラ」の香りや味わい、様々な料理との相性が審査員(多国籍の酒ソムリエ資格保持者)から評価され、プラチナ賞に次ぐ金賞に選ばれました。今後、国際的な認知度の向上が期待されます。