岡山県の伊原木知事は、2025年3月に岡山市で発生した山火事を受けて設置することにしている「治山ダム」について、2026年夏の完成を目指していることを明らかにしました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「岡山市・玉野市で発生した林野火災の復旧につきましては、治山ダムの来年夏の完成を目指し取り組んでいるところであります」
27日に開会した11月定例岡山県議会で述べました。
2025年3月に岡山市南区で発生した山火事では、県内で過去最大規模の約486haが焼けました。
治山ダムの設置は土砂災害対策の一つで県は、「11月20日に工事の落札業者が決まった。2026年夏の完成に向けて取り組んでいく」としています。
27日の県議会では、一般会計補正予算案など20の議案が提案されました。公共事業への国の補助が当初の見込みを下回ったことなどにより、一般会計で約49億円を減額する補正予算案になっています。
11月定例岡山県議会は12月19日までです。