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シール交換ブーム再燃 すぐに完売のぷっくりキラキラシール…爆発的人気の理由は?【暮らし×経済】

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 暮らしに密着した経済の話題を取り上げる「暮らし×経済」です。
 小学生などの間で人気となっているシール。お店に並んでもすぐに完売してしまうなど、急激に人気が高まっているそうです。その理由は?

売り場は空っぽ…すぐに完売する「ボンボンドロップシール」

(マツシタ文具/三村幸子 店長)
「9月ぐらいから『えっ?』ていうぐらい。ドロップシールしか見ない。1人何枚も買う状況が始まったんですけど、動きがすごく急激だった」

(松木梨菜リポート)
「東かがわ市の文房具店では1月2日に販売したそうですが、すぐに完売したということです」

 店内の一角にあるシール売り場。「ボンボンドロップシール」があるはずの場所は空っぽです。5日、買い求めに来た親子連れらの姿が多くありました。

(買いに来た小学生は―)
「ボンボンドロップシールです。ないです」
「次も(探しに)来る」
「流行ってる。(Q.どれぐらいの人が持ってる?)だいたい持ってる」
(買いに来た小学生の父親)
「みんなが集めてるみたいで、ネットで調べても売り切れている感じですね」

 1月2日に販売した際は、十数枚が約20分で完売したそうです。

(マツシタ文具/三村幸子 店長)
「オープンと同時にわーっとここに。情報が拡散されて、ここにあったよってお正月でも携帯で見て。30分もないぐらいで売れてしまって」

 取材中にも電話が。夏ごろから電話での問い合わせも増え、多い時には1日30件以上。大阪や愛媛など近隣県からもあるそうです。一家族1枚の購入制限を設けるなど、混雑対策を行っています。

(マツシタ文具/三村幸子 店長)
「びっくりです。私たちも信じられない。なんでこうなったのかっていうぐらい」

シール交換ブームが再燃

 ボンボンドロップシールを企画・製造・販売する「クーリア」によりますと、2024年3月~2025年11月までの累計出荷数は1300万枚を超えました。

 特に小学生の女の子の間で流行しているのが「シール集め」。シール帳にはさまざまなシールが並び、友達同士で「シール交換」するのが流行っています。

(児童)
「(Q.これ何のシール?)ラブブ。かわいいのがあったら好きって買う。『これちょうだい』って言って、『これだめかな』って言われたら別のにするみたいな」

(親子)
「シール帳が3冊ぐらいあって、そこにいっぱい敷き詰めて。(Q.ご家族で集めている?)そうですね。あったら買う。(Q.どんなところがささる?)私が子どもの頃に流行ってたものだから、それを子どもたちが同じようなのを集めてるから懐かしいなって気持ちで一緒に買ったりしてる」

専門家「3つの消費者層により爆発的なブームに」

 消費行動に詳しい専門家は、購入層として3つの層があるため爆発的なブームになっていると分析しています。

(ニッセイ基礎研究所/久我尚子 上席研究員)
「一つは小学生の女の子たちですね。平成女児世代ともいわれるんですけれども、平成の時代に小学生だった女性で今30代ぐらいの方、そして今の小学生の親世代という3つの消費者層が今回のブームに参加しているとみています」

 シール交換ブームの「再燃」についてシールを企画・製造・販売するクーリアは―

(クーリア 社長室/倉掛誠一 室長)
「今の子どもからするとデジタルが進んでいる中で、そういう物々交換じゃないですけど、交換みたいなアナログのやり方が新鮮に感じられて(大人は)懐かしさと、今の子からすると新鮮というところでそういう相乗効果もあるのかなと認識していますね」

「対面交流」が流行の鍵?

 SNSが普及し不特定多数と簡単に情報交換ができる今だからこそ、「対面」でのコミュニケーションがより特別に感じられることがあるのではないかと専門家は分析します。

(ニッセイ基礎研究所/久我尚子 上席研究員)
「ポイントは短い時間でも成立するような対面の交流ができる点かと思います。情報などはSNSなどデジタルで広がってリアルでもコミュニケーションが図れるという並行しているのが特徴的かと思います」

 SNSを介して共通の趣味を持つ人などを探し簡単につながれる時代だからこそ、いろんなジャンルの趣味を大人でも「好き」と言える環境の変化も大きいのではないかとみています。

(ニッセイ基礎研究所/久我尚子 上席研究員)
「昔は大人がぬいぐるみを持つとかアイドルを好きになるとかっていうのは人に言いにくい状況したけれども、今はいろんなジャンルの趣味を大人も子どもも楽しんでいて、認識されるようになった状況もあるのでよりコミュニティーに参加しやすくなっていると思います」

(2026年1月7日放送「News Park KSB」より)

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