全国各地の伝統工芸品を集めた実演・販売会が岡山市のデパートで開かれています。
(江戸切子職人/大久保忠幸さん)
「馬が9頭います。『うまくいく』という縁起物で、これでみんなが集まった時に飲むと話題が豊富で楽しくいただけますよね」
2026年の干支である「午」をあしらった国の伝統的工芸品「江戸切子」。
この道60年の職人、大久保忠幸さんは、下書きをせずに繊細な模様を刻み込んでいきます。
岡山市の岡山髙島屋で開かれている「日本の伝統展」です。北は岩手県から南は鹿児島県まで、伝統工芸品を多数取りそろえ、職人が実演を行っています。
こちらは、斧が折れるほど硬いといわれる木材で作る長野県の「お六櫛」。
静電気が起きにくく髪に優しいのが特徴だそうです。
鳥取県の「弓はま絣」は、藍色の下地に白い模様が美しく、手織りならではの風合いを楽しめます。
この実演・販売会は12月16日までで、体験教室も開かれています。